2008年06月14日
無尽秀全

この写真の主は150年ほど前に美濃で生まれた無尽秀全(むずくしゅうぜん)という宗教者。
旧朝日村や旧丹生川村に入り乗鞍岳や御嶽山の開発に尽力しました。
明治の27年頃から乗鞍岳に入り登山道を整備しています。
明治31年には修験両部大道教会を設立、
飛騨に支部が置かれ、
朝日の上牧太郎之助はこの会の行者となって乗鞍岳登山道をひらきました。
明治32年には乗鞍岳は国峰霊場と定められ、美濃からも多くの人が登っています。
板殿仙人と呼ばれた板殿正太郎ともかかわりがあったようです。
明治の宗教登山の祖とも呼べる かな?
Posted by たけひこ at 23:44│Comments(0)
│山とひだびと展への道